江連千佳とおかえりショーツ

エンパワメント・ブランド I _ for MEを立ち上げた理由

こんにちは、エンパワメント・ブランドI _ for MEを立ち上げた江連千佳(エヅレチカ)です。苗字を音読みして、Ellenって愛称で呼ばれています。

江連千佳

I _ for MEに共鳴してくださった皆さんへ、少し、私がI _ for MEを立ち上げるまでのお話をさせてください。

私は、東京の下町に生まれ育ちました。アイドルを全力で追っかける日々を送り、次のコンサートを楽しみにしているような女の子でした。

そんな私の人生の転機は、中学3年生の時。毎日のように一緒にいた友人の自死でした。「どうして私に何も言わずに遠くへ行ってしまったの…?」という悲しみと、「自分として生きるのすら嫌だ」と、大切な友人に思わせた社会への怒りから、私はニュージーランドへの留学を決意しました。

NZの夕日

<NZで見た忘れられない夕日>

ニュージーランド(NZ)では、女性の首相が産休をとっていたり、友達の両親が女性同士のカップルだったり…あまりにも違う社会の様子に、衝撃の連続。そんなNZで出会った友人の言葉が、私の考えを変えてくれました。

“You don’t need to follow anyone’s thought because everyone is unique. Just do what you think is happy, enjoyable and right”. ( 誰の考えにも従わなくていい、誰だって唯一無二の存在なんだから。ただ自分が幸せだと思うこと、楽しいと思うこと、正しいと思うことをして生きていけばいいんだよ。)


友人からのメッセージ
この言葉を贈ってもらった時、はっとしたのです。


私は自分の感情に蓋をして、社会の”当たり前”に従って道を選んでいたんじゃないか。そして、ひょっとしたら自死した友人も、「自分らしく生きたいという願い」と「社会の当たり前に縛られて生きている自分」との乖離という、強烈な違和感を、誰にも言えずに亡くなったんじゃないか、と。

そんな気づきから、「声なき違和感を、カタチにする」ことで、「自分らしく生きたいという願い」に近づく手段を増やせないだろうか、と考え始めたのです。

江連千佳とおかえりショーツ

友人の死から6年、「女性の日常に潜むデリケートゾーンの悩み」という「声なき違和感」にたどり着きました。私自身がデリケートゾーンの悩みを打ち明けられず、とても悩んだ経験や、その結果10代で子宮内膜症や腺筋症になってしまった経験を踏まえ、一番声にすることがタブー視されているこの分野に挑戦したい、と心の底から思えました。

I _ for MEは、女性の日常に潜むデリケートな悩みをプロダクトで解決することで、「わたしらしくある自由」を届けているエンパワメント・ブランドです。自分と向き合うたそがれどきに、ふれると少し勇気が出るような、少し自由になれるような、そんなプロダクトをあなたの幸せの側にお届けします。





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